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■ 【西】三重大学医学部戦 △3-32013. 8. 5

 西医体二回戦は東海医歯薬でも対戦した三重大学との試合。三重大学は一回戦・山口大学戦を44-3で突破しており、統率のとれた、スピードの速い攻撃をどこまで止められるかが焦点となった。

 前半、岐阜大学のキックオフで試合は始まると、三重大学は一回戦と同じようにスクラムから、キックカウンターから、速いテンポの攻撃でゲインを重ねる。岐阜大学は防戦一方の試合展開で、相手のミスで獲得したボールを蹴り返し、陣地を回復することで精一杯であった。三重大はPKを蹴り出し、ゴール前のラインアウトモール、ラックサイドの攻撃でトライを狙うも岐大のFWが踏ん張り、ゴールラインを割らせない。更にボールを獲得し、キックで陣地を大きく回復すると、今度は岐大が敵陣まで攻め込む。前半ノータイム、敵陣22mライン付近からFB中林が見事ドロップゴールを決め、前半を3-0で折り返す。

 後半開始直後、岐大はサポートの遅れたところでノットリリースザボールを取られ、三重大にPGを許しすぐさま同点に追いつかれる。その後も、東海医歯薬で対戦していたこともありラインアウトを完璧に読まれて競られるなど攻撃のチャンスを潰され、苦しい展開となる。再びペナルティを犯しPGを狙われるがここはキックがそれてピンチを脱する。岐大は残り15分、FWの攻撃にこだわり、ボールを保持したまま攻め続けると相手のPKもありゴール前まで攻め入る。しかし三重大のDFは堅く、ゴール前まであと1mのところで決めきれない。そのまま時間が経過し、ゴールライン上でまさかのノックオン。後半は0-3で終了。計3-3で引き分けとなったが、抽選で岐阜大学が次戦への出場権を獲得した。

スコアブック http://gmrfc.com/pdf/2013.8.5_mie.pdf