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■ 【西】鳥取大学医学部戦 △14-142013. 8. 7

 西医体準々決勝の相手は鳥取大学。昨年のbest4である滋賀医科大学に24-10で快勝したまとまりのあるチームで、特にその試合で3本の独走トライを決めたウイングを始め、BKのキレのあるランへの対策が重要であると分析した。

 前半、岐大のキックオフで試合は始まる。鳥取大は自陣からBKに展開し、いきなり岐大のDFラインを中央突破してビッグゲインを切るが、ノックオンで岐大がボールを取り返す。すると岐大はスクラムから大きくゲインし、相手の反則にも乗じて一気に攻め立て、ラインアウトから幸先良く先制トライ・ゴールを決める。その後岐大は相手のスピードある攻撃に苦しむ場面はあったものの、ラックでのプレッシャーやラインアウトの競りでボールを獲得し、相手に攻撃を続けさせない。しかし前半終了間際、反則を重ねて自陣に追いやられ、さらに危険なプレーによるシンビンで選手を一人欠き、苦戦を強いられる。DFラインの外側を突破され、タッチライン際にトライを許すかと思いきや、ブラインドWTB大野のカバーでタッチとなり窮地を脱する。このプレーで前半は終了し、7-0で折り返す。

 後半は岐大が相手の攻撃をDFで押し返す場面が多くなり、試合を優位に運んでいたが、鳥取大のキックカウンターからのランプレーを止めきれず、繋がれて一気にトライを決められ、同点に追いつかれる。しかし、岐大は再び敵陣でターンオーバーするとFWとBKがリズムよく攻め続け、ゴール前でプレッシャーをかけると、相手のペナルティで得たチャンスを確実にモールで決めて再び勝ち越す。このまま試合終了かと思われたが、ここにきて不用意な反則を繰り返し、一気にピンチに。鳥取大がPKを蹴り出しラインアウトモールでトライを狙いに来たが、ここでまたも競ってボールを獲得。岐大はピックで態勢を整えるつもりが、ここでまさかのノックオン。これをターンオーバーされ、FWの近場の攻撃で一瞬の隙を突かれ、同点に追いつかれたところで試合終了。後半は7-14。
計14-14で引き分けとなったが、またもや抽選で岐大が次戦への出場権を獲得した。

スコアブック http://gmrfc.com/pdf/2013.8.7_tottori.pdf