戻る
■ 【西】神戸大学医学部戦 ●7-172013. 8. 9

 西医体準決勝の対戦校は昨年の優勝校・神戸大学。神戸大は正確なキックとプレッシャーのをかける詰めのDFによる安定した試合運びで、ここまで強豪校を相手に完封勝利を続けていた。

 前半開始早々キック合戦が繰り広げられるが、先に敵陣に入ったのは神戸大。バックスリーの間をバウンドして、22mラインの内側でタッチを割る巧みなキックでチャンスを迎えると、ゴール前でプレッシャーをかけ続ける。すると岐大は反則を犯し、神戸大学はPGで3点を先取する。岐大は敵陣に入って攻撃を仕掛けたいところだが、緊張からかキック処理でミスを連発し、またもや自陣に縛り付けられる。ノックオンで相手にボールを渡してしまうと今度はFWのラック際の連続攻撃で追加点を奪われる。残り時間、岐大は相手の反則でPGを狙うがこれは決まらず、前半は0-10で折り返す。

 後半、ハーフウェイライン付近のラインアウトモールを一気に押しこむと相手は焦ってペナルティを繰り返し、一気にゴール前まで攻め入る。ゴール前で今度は岐大がFWでラック際の攻撃でゲインを重ね、HO榎本がトライを決める。ゴールも決まって3点差で追い上げる。その後はキックの蹴り合いでお互い譲らない。しかし反則をきっかけに自陣深くまで攻め込まれると、ラックからモールを作られてそのままトライを決められ、試合終了。後半は7-7。計7-17で岐大は敗退し、3位決定戦で琉球大学と対戦することとなった。

スコアブック http://gmrfc.com/pdf/2013.8.9_kobe.pdf