戻る
■ 【西】琉球大学医学部戦 ●7-122013. 8.11

 西医体3位決定戦の対戦校は一昨年の優勝校・琉球大学。サイズは大きくないがまとまりがあり、サードローを始め運動量が多い。穴が少なく、戦術的にはオーソドックスなチームであるが全体のプレーのレベルが高く感じられた。

 前半、岐大はセットプレー起点の攻撃が続かず、なかなかリズムをつかめない。守備では琉球大のFWとBKが入り混じったテンポの良い攻撃に苦しみ、少しずつゲインを許す。ゴールライン手前で何とかターンオーバーし、キックで陣地を回復するという防戦一方の時間帯が続いた。しかし、琉大の連続攻撃でDFが手薄なったところを突破され、そのままトライを許してしまう。岐大はその後モールを大きくプッシュして反撃に出るが、そこからの攻撃は続かずに前半は終了。スコアは0-5。

 岐大のキックオフで試合が再開すると、相手のキープしていたラックにプレッシャーをかけてPKを得る。蹴り出してモールを組むとコラプシングされ、アドバンテージを得て展開すると、SO小室が相手DFを交わしてそのままトライ。ゴールも決めて一気に逆転に成功するが、琉球大も岐大の反則に乗じて一気に攻めこむと、BK展開でDFの外側を突破し、すぐに逆転する。しかし、岐大は再びモールでプレッシャーをかけてゴール前まで到達する。FWのラックサイドの攻撃でトライを狙うが、ここはノットリリースザボールを取られてしまう。再び迎えたチャンスもノックオンで潰してしまうと、その後はラインアウトも決まらず、敵陣に攻め入ることが出来ないままノーサイド。後半は7-7。
合計7-12となり、西医体は4位という成績を収めた。

スコアブック http://gmrfc.com/pdf/2013.8.11_ryukyu.pdf